コラム

COLUMN

小平市地域包括支援センター小川ホーム主催 令和4年度家族介護教室『自分と家族の終活を考える』 第1回:終活の始め時って いつ?

2022.07.22
地域の取り組み

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 2022年7月21日小平市中宿地域センターにて、令和4年度家族介護教室の講師として第1回目を実施してきました。

 今年度の小川ホームさんの家族介護教室は『自分と家族の終活を考える』と題し、7月9月11月の全3回で小平市内の皆様に認知症になるまで、介護を受けるまでに全ての人が検討しておくべき終活について講義形式で実施いたします。次回開催は9月22日、詳細は8月の市報こだいらに掲載されますのでご興味のある方は是非ご参加くださいませ。


 第1回目の内容としましては、「普通のご家庭」の事例を通して認知症になるまで・介護が必要になるまでにどのような対策が必要となるのかをお話しして参りました。暑い中、またコロナ禍であるにもかかわらずご参加くださった多くの皆様皆様、沢山の質問を頂き誠にありがとうございました。


 私たちは日頃より相続手続、遺言作成や家族信託、財産管理や任意後見、身元保証や死後事務手続き等で地域と深くかかわっており、小平市、立川市、東大和市、日野市、西東京市を中心に近隣多摩地域の介護・医療業界の皆様とは毎日連絡を取り合い連携しております。介護・医療の現場で市民の皆様を支えていらっしゃる皆様や実際に当事者である市民の皆様の状況から、『自助への取組み』こそが課題であると日々実感しています。

 高齢社会を迎えている日本全国の市町村では高齢者を支える身寄りが本当に少なく、身寄りが少ないということはこれまで家族が担ってきた役割を担う人が不足しているということです。子どもがいるとしても、40代50代の子供の立場はちょうど自身も子育てをしていたり働き盛りで忙しかったりと介護を担うことが難しく、今後は一層「自分自身で将来に向けていかに準備することが出来るか」が高齢者ご本人と、そのご家族全体の幸せと不安のない日々に強く影響していくことになります。


 このような現状を少しでも多くの方にお伝えし、一人ひとりが自身の未来を主体的に作っていけるよう「選択肢」を提供できるように、弊社では毎月、ほぼ毎週各地域で勉強会やセミナーを実施しています。

 各自治体の皆様、医療・介護現場の皆様、老人クラブ等の皆様、企業の皆様、近隣どこにでも参りますので、勉強会に興味のある方はいつでもお問い合わせいただけますとさいわいです。