基本的に、金融機関のキャッシュカードや通帳、手紙、メールなどから利用していた金融機関を特定します。
カードや通帳が無く、金融機関を利用していたもののどこの金融機関かがわからない場合、行政書士等に依頼して各金融機関に対して照会をかけてもらうことも可能です。
利用している金融機関が判明したら、窓口で残高証明書の発行を依頼しましょう。残高証明書によって、普通預金・定期預金・投資信託などのすべての残高や利用状況を把握できます。
残高証明書は口座のある支店に依頼し、所定の書類を提出すればスムーズに出してもらえるものですが、例えば相続人の印鑑証明や戸籍謄本など、状況によって必要な書類が異なりますので、各金融機関のホームページや、電話などで問い合わせて確認しましょう。また費用として、500~1,000円の手数料がかかります。
申請から発行までは、金融機関によって異なりますが、1~2週間前後と見ておけばよいでしょう。